個人情報漏えい等の事案について
2026-04-15
お知らせ
個人情報漏えい等の事案について
この度、当院におきまして、個人情報漏えい事案が発生いたしました。患者様やご家族、
関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけすることになりましたことを深くお詫び申し上げ
ます。今回の事態を重く受け止め、今後、再発防止に向け、より一層の個人情報管理を徹
底してまいります。
記
1.事案の概要
令和8年2月5日、整形外科医師が患者A様の外来診察時、診察介助に就いていた医
師事務作業補助者が、別の整形外科医師の患者B様の疑義照会のために処方を修正した。
その際に患者B様の処方箋が再発行され、直前に診察終了した患者A様の処方箋とプリ
ンターの排出トレー上で重なった状態となった。医師事務作業補助者は、処方箋の混在
に気づかず、患者A様の基本伝票に本人の予約票と本人及び患者B様の処方箋を挟み、
患者A様に手渡した。患者A様が調剤薬局に処方箋を持ち込み、受け取った調剤薬局の
薬剤師が、別人の処方箋が含まれていることに気づき、当院整形外科受付へ連絡してき
たことで個人情報漏洩が発覚した。
患者B様の処方箋は当院の職員が調剤薬局で速やかに回収しているため、更なる漏
えいの可能性はございません。
なお、対象となった患者B様及び誤ってお渡ししてしまった患者A様には、既に謝
罪しご了承いただいたところです。
2.漏えいした個人情報の内容
個人情報の内容
(処方情報)
個人情報の記録項目
・処方箋に記載された患者B様に係る情報
(患者氏名、患者 ID、生年月日、年齢、性別、保険者番号、被保険者記号、処方日、
処方内容 処方オーダー番号 依頼医師氏名 受診科)
3.原因
①医師事務作業補助者は、複数業務が重なるなど業務が多忙で患者確認ルールである
プリンターから出力した書類の氏名確認を行わなかった。また、患者様に書類等を
渡す際に、処方箋の氏名、生年月日を1枚ずつ患者様と共に確認する手順を遵守し
なかった。
②当院の電子カルテシステムは、処方を修正すると、要不要に関係なく処方箋が自動
的に印刷される仕様となっている。
③医師事務作業補助者が、診察中に、他の患者様の処方を修正し、発行された処方箋
を破棄し忘れた。
④医師事務作業補助者の、個人情報保護に対する意識が希薄となっていた。
4.再発防止策
①への対策
・医師事務作業補助者は書類等を患者様に渡す際には、プリンター出力された書類が
当該患者様のものかを確認したうえで、患者様と共に書類の氏名、生年月日を1枚
ずつ確認した後に渡す、医療安全管理マニュアルに記載されている患者確認ルール
について医師事務作業補助者連絡会議にて再指導した。
②への対策
・処方箋の印刷設定はシステム上変更できないため、上記①の書類の医療安全管理マ
ニュアルに記載されている患者確認ルールの再徹底を行う。
③への対策
・医師事務作業補助者は、疑義照会について緊急性が低いことから診察中に疑義照
会による処方修正を行わず、診療が終了した時点で行う。
④への対策
・令和8年2月18日に顧問弁護士を講師に迎え、個人情報保護に対する研修会を全
職員(業務委託職員含む)に向けて開催した。
①~④への対策については、令和8年2月13日の医師事務作業補助者連絡会議及
び同月20日の医療安全対策委員会で症例を情報共有し、関係者職員全員に周知を
行った。
独立行政法人労働者健康安全機構
愛媛労災病院